Arinko Diary in Tokyo- USCPA日記-

USCPAとアメリカ留学と私のたわごと

日本人留学生の減少について

Arinko Diary in LAからもう何年も経ち、

日記はサボりつつも自分の手帳にカキカキしてたのだけど、それすらも続けられないのと、勉強ばかりでインドアすぎるので、私のたわごとを再開。

ただの独り言を蓄積…。

 

思い立ち、uscpa を目指しています。

塵も積もれば山となり、奮闘したなぁと無事なれますように。笑

 

uscpaアメリカの公認会計士ということで、

私にはとても思い入れのある留学と思いが重なることの多い資格。

 

今日、留学のこんな記事を見つけました。

https://www.nippon.com/ja/currents/d00390/

 

今、大学留学する日本人学生が減っているそうですが、大学を決める上で、まだまだ隔たりのある選択肢であるのには寂しい。泣

 

費用は確かにアメリカはかなりかかることは事実。

ただ、費用的にできるのであれば、留学が良いというよりは、その選択肢も学生には壁を感じるものであって欲しくはないと思います。

 

カリフォルニアは財政的に良くない状況だった当時、授業料が上がっていくばかりだったので、行く国、政治や経済状況は大事ですが。

 

思い起こせば18歳の時、なんとなく、国際的な環境になれておかないといけないかなと思って留学したのですが、してよかったと思う。

 

高校の頃、なんにも勉強していなくて迎えた高校3年生。

周りは勉強開始している中、精神的に周りよりお子様すぎていた私はいまいち受験の意味がわかっておらず、のらりくらり…。

 

痺れをきらして学校の先生から進路どうするんだと怒られてもまだのんびり。

夏の手前、自分の人生をどうしたいかわからず、大学の受験の意味も見出せず、なんか違う、と思い続け、出てきたのが、「カッコイイ自分が欲しい」で、思いついたのが留学。笑

 

あ、これだ。と思って母に

「私、アメリカに行きたい」と言ったら、母が

「…やっぱりね。」

と言って、調べてきなさい。と一言。

 

当時、大学留学をするのは私だけで、学校からは英語力もないのにと反発くらい、逃げた奴として見なされ、授業も出なくてよくなり、お友達とお喋りばっかりしてました。笑

 

卒業後、すぐ渡米し、そこから奮闘しまくり。

英語は全く喋れず、ストレスの限界で一時期眠らなくても大丈夫になったり、自己嫌悪と自信喪失で一切言葉がでなくなってしまい、学校でもポツポツと話すくらいで大人しくなったり、how muchも言えないくらいになり、バスの運転手にあるだけのコインを見せて、取ってもらってバスに乗るなんてこともありました。

 

来週、頑張ったら帰ろう、

あと3日で心が折れたら帰ろう、

毎日そんなことを思って過ごしていました。

衝撃的な日々だったな。笑

 

ホストファミリーに恵まれず、朝ごはんはキッチンに置かれているドーナッツ1つ。

その冷たさにドーナッツ食べながら涙が止まらなくなって、朝から泣いてました。

ドーナッツ食べながら朝から号泣する人いる?と今では笑える光景だけど、それくらい精神がおかしくなり、絶望的な状況だった。笑

 

というのも、大学留学はプレッシャーがかなりかかるからです。

人生の行き先を自分で作り上げていかないといけないというお先が全く見えない中で、4年の猶予を過ごすのだけど、アメリカに放り投げられて厳しいじゃないか!と実感するから、段々と恐怖と化してくのだと思う。

 

でも、慣れていくもので、頑張っていけるのも確かだと思う。

 

私の場合、「英語」を目的にするのではなく、

他に手に入れたいものを目的にして留学をしました。

浅はかだけど、当時の夢は密かにUCLAに行きたい思いがあって、見たことない自分になりたかった、多分それがカッコイイ自分像だった気がします。

 

英語はいずれ限界値を見るのです。

留学してから4年後、私はふと自分の英語力の限界を感じました。

 

もう、これ以上伸びることは難しいと思ったし、言い回しや表現も、自分なりの方法を身に付けることができて、限界に近いものを見ました。

それは学生としての限界値なので、ビジネスの場ではまだ限界ではなかったのかもしれないけど、学生としては、自分の中での達成を見れたことは感動的だったし、それと同時に自分は良くも悪くもここまでなのだと思った気がします。

 

ただ、英語よりも夢を叶えたことの方が、よっぽど自分にとって価値のあるもので、際限のない広がりのあるものだったと思う。自分のゴールを達成できた時、見えた世界は想像以上で、良く頑張りました、と初めて合格を自分にあげられたのも、自分の壁を越えることの苦しさや恐怖、不安、楽しさ、幸せは自分を越えて初めて自分の中で落とし込めるんだなと思った。22、23歳での最大の喜びだったな。

 

自分の夢を学生の時に一度叶えることは海外留学でなくても、人生の財産になるんじゃないかなと思う。

 

その可能性を手助けしてくれる1つとして、大学留学は是非あっていて欲しいと思う。